Web制作

【webデザイナー向け】PHPが分かりやすく学べるオススメの本8選

このサイトは近い将来、フリーランス・独立を目指す初心者Webデザイナーのための情報サイトです。

独立を目指すためには、Webデザインのスキルしか無いのは心もとないですし、
近年、Web制作には多くのスキルがもとめられています。

WebデザイナーがPHPを習得すると、多くのメリットがあります。

・PHPの工程を考えたデザイン・UIが制作できる。
・プログラマーとの共通言語が理解でき、意思疎通がしやすい。
・現在のWeb制作はwordpressが多くを占めている。
・仕事の幅が大きく増える。
・デザインしかできない他社と差別化できる。
などなど

プログラミングと聞くと、拒否反応を示す人もいるかも知れませんが、思い込みで避けて通るのはWebデザイナー人生で大きなマイナスです。
覚えないより、覚えた方が良いというレベルではないほど、能力的にもビジネス的にも多くのメリットが生まれます。

ぜひPHPも習得していただき、Webデザイナーとしての価値をさらに上げてください。

このページでは、現場で活躍するwebデザイナー目線で、おすすめのPHP参考書籍を紹介します。

この記事の主な対象者

・webデザイナー初心者の方
・これからPHPも使えるwebデザイナーを目指したい方
・初めてPHPを学ぶ方
・PHPの基礎的な知識を身に付けたい方

プログラミングを初めて触れる方は特に、最初の本選びは重要です。
幅広く詳しく紹介しているような本は、難しい印象を持ってしまうため、お勧めできません。
初めての方は、できるだけ易しく、初歩的なレベルの本を選ぶようにしてください。


ポイント

初心者向けの本の見方としては、
・プログラミングの基礎、考え方
・PHPの書き方
・Webの仕組み
などが学べる書籍がおすすめです。

最初からサーバーへのインストール方法やデータベースの準備などから始まる書籍は不要なので、最初は無視しましょう。
※多くの場合、レンタルサーバーで使うことになるのでインストールなどの準備は不要です。

 

【初心者webデザイナー向け】 PHPおすすめ書籍8選

 

よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】

たにぐちまこと (著)
単行本(ソフトカバー): 304ページ
発売日: 2018/4/26

PHP入門書のベストセラー!ノンプログラマのためのやさしい入門書。「プログラムコードを見るのがツライ」「プログラミングをするのが初めて」そんな方向けに、丁寧に読みやすく作りました。

 

いきなり「PHPとは」やPHPの書き方などの解説ではなく、プログラミングの基本的な考え方から入っているところがおススメです。

PHPの話より、プログラミングが初めての場合は、まずプログラミングの考え方を鍛えておかないと、なかなか難しい面があるかと思います。

例えば、IF文という命令がどのプログラミング言語にもありますが、初心者の場合、trueの時の動作・falseの時の動作と言われても頭の中でイメージできません。
このイメージの連続が出来ないと、プログラムがどう動くか理解できません。

PHPの本を読んで、理解でない人は、まずプログラムが頭の中でイメージできてから取り組んでみてください。

 

スラスラ読める PHPふりがなプログラミング (ふりがなプログラミングシリーズ)

リブロワークス (著), ピクシブ株式会社 (監修)
出版社: インプレス (2019/10/25)
発売日: 2019/10/25

プログラミングの初学者や、途中で挫折してしまった入門者に最適な解説書が「ふりがなプログラミング」シリーズです。書籍全体を通してプログラムの上に「ふりがな」を振り、個々の単語や記号の意味をわかるようにしたほか、単語間を補って日本語で意味が通じる文に直した「読み下し文」を用意。この「ふりがな」と「読み下し文」により、プログラムの1行1行が何を意味していて、どう動くのかが理解できる、まったく新しいアプローチの解説書です。

 

プログラミングにふりがなと付ける形で、プログラムの意味を解説するわかりやすい解説書です。

プログラミングに慣れてくると自然に出来てしまっていて、初心者の人がなぜ挫折するのか分からないことがあります。

このプログラミングをふりがなで翻訳するような処理も、慣れている人は自然とやっていますが、プログラムの意味が理解できなくて挫折しそうな方にはおすすめの一冊です。

 

PHPの絵本 第2版 Webアプリ作りが楽しくなる新しい9つの扉

株式会社アンク (著)
単行本(ソフトカバー): 264ページ
発売日: 2017/4/14

PHPは、さまざまなWebアプリケーションが簡単に作れそうなので、興味のある人は多いのではないでしょうか。本書は、イラストで解説しているので、難しい概念も直観的にイメージができ、理解が進みます。さぁ、PHPの扉を開き、できるプログラマへの道を進んでみましょう!

 

こちらもプログラム経験のない人でも勉強が始められるように考えられた、とてもやさしい
入門書です。

PHPの最新事情もフォローされ、機能的にも充実した解説がされています。

親しみやすいPHP言語の入門書として、安心して勉強を始められる一冊です。

PHPに限らず、プログラミングでありがちなミスしやすいポイントも丁寧に買い左折されているのも重要なポイントです。

 

確かな力が身につくPHP「超」入門 (Informatics & IDEA)

松浦 健一郎 (著), 司 ゆき (著)
単行本: 344ページ
発売日: 2016/9/27

PHPの機能を学習することを目的としながらも、Webサイトにそのまま組み込んで利用できるサンプルを多数用意しています。実際に動かしながら、PHPとは何かを学んでいってください。PHPはシンプルでわかりやすく、初心者でも取り組みやすい言語の1つですが、すべてを極めるのは大変です。本書は、ショッピングサイトなど、業務としてWebサイト制作を行うために必要な部分にしぼって解説しています。すぐに即戦力となる知識と技術を最短距離で身につけていきましょう。

 

XAMPP環境の構築、SQL、実用的なスクリプトなど、上記までの本に比べると少し高度な内容になっています。

それでも序盤はPHPの書き方は分かりやすく解説されているので、他のプログラミング言語を含めて、少し馴染みがある人は、この辺のレベルから始めるのがおススメです。

 

独習PHP 第3版

山田 祥寛 (著)
単行本(ソフトカバー): 576ページ
発売日: 2016/4/9

手を動かしながら学ぶPHP7。基本構文から、クラス、DB連携、セキュリティ対策まで。解説、例題、練習問題の3ステップでよくわかる。基礎からオブジェクト指向まで学べる定番入門書。

 

PHP7の基本構文から、クラス、DB連携、セキュリティ対策まで、しっかり学べる内容になっています。
解説→例題→練習問題という形なので、しっかりとPHPの基礎を固めたい方にオススメの1冊です。

この書籍含めて下のおすすめ書籍は、他のプログラミング言語を知っている人か、PHPを他の本でも勉強している方向けの本なので、PHP初心者が1冊目として選んではいけません。

 

WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第3版] 〈WordPress 5.x/Gutenberg対応〉

水野 史土 (著)
単行本(ソフトカバー): 256ページ
発売日: 2019/8/27

ループの意味がわかる!フックも使いこなせる!Gutenbergの仕組みもわかる!WordPress5.x対応!!

 

新しく作られるWebサイトの8割はwordpressと言われています。
wordpressを自由にカスタマイズするためにPHPを覚える人も増えています。

10ページ以下の小規模Webサイト制作でも、何かしらカスタマイズする要件が出てきます。
wordpress&PHPをマスターすることは、今のWebデザイナーには必須のスキルです。

PHPの基礎をwordpressの基礎と合わせて学べる、便利な1冊となっているのでお勧めです。

 

気づけばプロ並みPHP 改訂版--ゼロから作れる人になる!

谷藤 賢一 (著), 徳丸 浩(協力) (その他)
単行本(ソフトカバー): 328ページ
発売日: 2017/2/18

大好評の超入門書『いきなりはじめるPHP』の姉妹本=中級編です。
普通のPHP入門書とは、目次も説明の仕方も全然違います。
言語仕様に沿った構成や文法解説を退け、
徹底的に読者目線のユニークなストーリーを展開。
何らかのプログラミング経験者なら、
ショッピングサイトをゼロから自作する過程を通じて、
プログラミグの楽しさを実感しながら、
システム開発の基礎力を身に付けることができるでしょう。

練りに練ったシナリオは旧版から変えることなく、
膨大な読者の声を反映してボリュームアップ。
読者が挫折しないための工夫を随所に凝らしました。

 

一番初心者向けのような表紙になっていますが、内容は初心者より少し上の内容になっていますので、気を付けてください。

ログイン機能、検索、登録、削除などWebアプリケーション開発に必須の機能を、実演形式で学べる一冊になっています。

今は便利なフレームワークやCMSが充実しているので、上記のような機能をゼロから開発することは少ないかも知れませんが、Webアプリケーションに必要な機能を一通り理解しておくことは、今後のPHP習得にも非常に重要なことだと思います。

私も昔、このような一連のWebアプリケーションの中身を知ることで、PHPの理解がすごく進んだことを覚えています。

 

初めてのPHP

David Sklar (著), 桑村 潤 (監修), 廣川 類 (監修), 木下 哲也 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 364ページ
発売日: 2017/3/18

PHP7に対応したロングセラーの入門書の改訂版。PHPの基礎的な文法や書き方だけでなく、PHPとWebサーバやブラウザがどのように連携して動くのかの仕組み、フォーム作成、データベースとの連携、セッションやクッキーの管理、デバッグ、テスト、セキュリティ、パッケージ管理、フレームワーク、コマンドラインからの実行方法など、実用的な視点からの情報も幅広く解説。

 

プログラマーにとっては必須の1冊。
オライリー社のPHP本です。

プログラマー向けの書籍なので、初心者Webデザイナーには絶対おすすめしない本なのですが、PHPでも仕事の幅を増やすなら読んでおくべき1冊なので紹介します。

ある程度PHPを勉強して、自分でも希望通りのプログラムが組めるようになってきたら仕事として受ける前に、読んでおいてください。

PHPはプログラミング言語の中でも優しい言語なので、少々の構文ミスでも動いてしまうことがあります。
これを放置しておくと、バージョンが変わったときに急に動かなくなったり、セキュリティリスクが残ってしまうことになります。
特に脆弱性・セキュリティ・デバッグなどに関する記述方法などは、浅い知識で書いてしまうと取り返しのつかない事態になり兼ねませんので、この本を手元に置いて、正しく理解しておきましょう。

あと、このオライリー本の最大のおすすめ理由は、この本が理解できれば大きな自信につながる事です。

 

まとめ

以上が、PHPが分かりやすく学べるオススメの本9選になります。

ここで紹介した本は、全て初心者向けです。
この本だけでどんな仕事でも受けられるようになることは難しいと思いますが、これらの本の内容が理解できれば、何か分からない時に検索してたどり着く記事の内容も、理解できる程度の技術力にはなるはずです。

ここまで来れば、受けられるwordpress案件が大きく増えているはずです。

中には自分でWebアプリケーション開発をする人も出てくると思います。

できることが増えて、Web制作を楽しんでくれる人が増えてくると嬉しいですね。

 

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